FAQ(航空身体検査)

間欠性斜視について

【ご質問】
間欠性斜視について質問させていただきます。
先日、眼科を受診したところ間欠性斜視と診断されました。航空身体検査マニュアルでは、斜視は不適合とのことですが間欠性の場合はどうなのか教えていただきたいです。
よろしくお願いいたします。

【回答】
斜視:常に両眼の視線にずれが生じている状態
斜位:両眼で物体を見ようとする努力が失われた際、両眼の視線の方向にズレが生じる状態
斜視は不適合、斜位は適合となります。

間歇性斜視は文字通り、常に斜視になっているわけではないのですが、不適合と言えます。
ただし、斜位の度合い(いいかえれば、ほとんど常にの場合は)によっては、プリズム眼鏡が必要であったり、手術が必要であったりします。
プリズム眼鏡使用の場合は、眼鏡を使用した状態で、遠見視力・中距離視力・近見視力、両眼視機能及び眼球運動検査に問題がなければ指定医適合です。
手術をした場合も大型弱視鏡を含む両眼視機能に異常を認めない場合は、指定医適合となります。

まずは眼科専門医と相談して、しかるべき処置(プリズム眼鏡・手術・未処置など)をすることが重要です。

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