航空局 安全部 安全政策課より、米軍の無操縦者航空機であるトライトン(MQ-4)について、本年4月中旬から嘉手納飛行場に一時展開されるとの情報を得ました。
当該トライトンは遠隔地からの無線操縦及び自律飛行プログラムにより無人での飛行を行うことから、一層の安全を確保するため、嘉手納飛行場周辺の飛行を予定しているVFR機の操縦者がならびに関連事業社各位におかれましては、以下の事項を確実に確認、実施頂きますよう、よろしくお願いいたします。
1.嘉手納飛行場周辺の飛行を予定しているVFR機の操縦者にあっては、飛行前にノータムにて情報の確認を行うとともに、関係管制機関(那覇アプローチ、神戸航空交通管制部又は福岡航空交通管制部)との通信設定を行い、当該MQ-4の運航の有無を確認すること。
2.当該MQ-4の運航情報に接した場合、VFR機の操縦者は、ATCトランスポンダーのVFRコード(飛行高度10,000ft未満は1200、10,000ft以上は1400)を発信するとともに、関係管制機関と無線電話により通信設定を行い、積極的に、自機の位置等運航情報を連絡し、また、管制機関によるレーダー業務(レーダー・サービス)の提供を求める等により、当該MQ-4の動向についてもモニターを実施すること。
なお、本内容については、ノータムが発出される予定(令和7年5月15日以降は航空路誌補足版も発行される予定)です。
《 出所 》
国空無機第3170号
国空安政第7 8 号
令和7 年4 月8 日
《 別添 》
・【別添】嘉手納飛行場周辺を飛行するVFR機の安全確保について (2025年4月8日発信)
《当件に関する連絡先》
国土交通省 航空局 安全部 安全政策課
TEL:03-5253-8111(内線50133)