FAQ(航空身体検査)

大腸内視鏡検査でポリープを1つ切除しました。

【ご質問】
大腸内視鏡検査でポリープを1つ切除しました。
担当医からは見た目での判断はできないと言われており、組織検査結果は約2週間後に出ると伝えられています。
経過観察1週間後から検査結果が出るまでの間は自身の体調に特段の異常がなければ航空業務は可能ということ
でよろしいでしょうか?

【回答】
航空身体検査マニュアル1-3(4-2)には、 「消化管の内視鏡治療(内視鏡によるポリープ又は粘膜の
切除術)後は、少なくとも1週間の経過観察を行うこと。
内視鏡により切除した腫瘍が悪性である場合、当該腫瘍が粘膜内癌であること、切除した部分の切り口が断端陰性で
あること及び消化器専門医の診断により再発等が認められないことが確認されれば、適合とする。」
とされており、航空会社では、病理の結果を確認し、ポリープ切除2週間後にFLT可としているところもあります。
このように、最低限1週間の経過観察と病理結果等が確認されてから適合とするところと、最低1週間の経過観察後
に問題なければ一度適合とし、病理結果で悪性所見等が認められた時点で不適合とするところもあります。

そのため、エアライン所属でしたら、乗員健康管理医に確認していただくのが良いと思います。
個人でしたら指定医に確認していただくのが良いと思います。

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