航空局通達等

【航空局】飛行経験のない航空機を操縦する際の安全確保について

2017年8月14日に奈良県で発生した小型航空機墜落事故に関する運輸安全委員会の航空事故調査報告書が7月25日に公表されましたのでご紹介いたします。

 公表された報告書によると事故発生の原因(推定)として次の様な記述があります。
  「本事故は、同機が飛行中に制御を喪失した状態となったため、旋回しつつ急降下し、空中分解して墜落したものと推定され
   る。同機が飛行中に制御を喪失した状態となったことについては、機長が同機の操縦に必要な知識及び技能を有していな
   かったため、適切な操縦操作が行えなかった可能性が考えられる。」

  参考:国土交通省 運輸安全委員会 HP

  当事故調査報告書の勧告を受けて、航空局からは添付の「飛行経験のない航空機を操縦する際の安全確保について」の
  通知文が発行されています。

  詳細は以下をご覧ください。

  航空局からの受信文書

操縦士の皆様におかれましては、航空機を操縦する際は当該機を安全に操縦するために必要な知識及び技能を習得維持すると共に
航空法を含む様々なルールを遵守し、実際の運航に当たっては安全最優先の意識を徹底して頂きますようお願いいたします。

JAPAは将来ビジョンである『安全で誰からも信頼され、愛される航空を実現する』ために皆様への安全対策紹介や安全啓発活動の
推進に今後も積極的に取組んで参ります。

ページの先頭へ